今日の夕方ギターを持って宇出津のハーモニーセンターへ行って来ました。

室谷さんとマスヤケイコちゃんの個展会場でごく少人数の前で歌ってきました。

マイクを通さないで生声で勝負するってのは本当にドキドキします。

路上ライブをしていた時代もあったというのにいつからこんなヤワになったのやら。

室谷朱琴さんが書かれた詩に私がメロディーをつけた曲があります。

今日はその曲をみんなに聴いてもらう為でした。

私が思っていたよりもずっと気に入ってくれて本当に良かった!!

すごく喜んでくれました。

ただ

今日は声が思った様には出ませんでした。

多分聴いていたみんな、とくに室谷一柊さんにはお見通しだったはず。

最近、ギターの練習や、作曲、作詞に専念していたので、あまりライブとしての練習をサボっていたためでもあるし、何かしらミュージシャンとして変わっていかなくてはいけない葛藤の渦の中にいたのもあって、なんだか自分の足りない部分をさらけ出したような感覚です。

あと、やっぱり最近は音響に頼り切っていた気がします。

どんな環境でも歌う!!っていう、あの路上ライブやっていた頃のパワーや勢い、あの感覚をまた取り戻す必要があるのかなぁ…。

練習の仕方を変えたり、でも基本はブレないように。

アレもコレも…気になりだしたらきりが無いけど。

ギターだとか歌だとか、勉強する事ばかりです。

でも、今日ひとつ歌いながら、みんなと話しながら気付いた事があって家に帰ってきてからも考えていました。

歌を歌い続けて、以前のトゲトゲした歌い方から少しづつ変わってきて、今はずっとのびのびと自然に自分らしく歌えているんだと気付かされました。

大事なものはいつもとってもシンプルだということ。

家に帰ってきて、服を脱いで、お化粧を落として、何も着ていない素の自分が好きになれなくてはどんなに着飾っても自分を好きではいられない。

何も身に着けていない自分も悪くないなと思えて、それがほんとに幸せなんだなって思いました。

歌も、音楽も同じ。

人の心に届くのは、もっとずっとシンプルなもの。